素人でも出来る易しい熱量計算の仕方
この計算でOK
* 簡易負荷計算
冷暖房面積( )u ×180 w/u =( )w =( . )kw |
安全率( )kw ×( )(%)=選定機種( . ) kw |
|
(安全率1.00〜1.15の範囲)
* お時間がありましたらお読みください*
*冷暖房設計条件(負荷計算時の)
夏季の設計条件は冷房時、室内温度27度、湿度50%
が快適な温度とされています。
外気温度は地域によって異なりますが、東京を基準として32度の68%の時とされて
いますが近年温暖化で温度が高くなって来ており、33度を設計条件 としているようです。
冬季外気温度は−2度、湿度40%の時、
室内温度は20度、湿度50が良い
温度とされています。
正式の冷暖房負荷計算では、この条件でどれだけ負荷があるかを求めます。
本来この計算によって機種選定しなければなりませんが、ここでは一般的に行われている
簡易負荷計算の方法をご案内します。
カタログの見方として 畳数は平均的木造住宅南向きを目安としてカタログに
表示してあり、冷房を基準として書いてあります。
三菱電機のカタログによりますと
暖房能力は外気温度7度の時室内温度20度で運転した時を表示していると書いています。
特に暖房は外気温度が下がるにしたがって能力も大きく下がる特徴があります。
外気温度が下がりすぎて能力が不足した時は他の暖房機と併用してお使いになるよう
お薦めします。
簡易負荷計算の結果を元にカタログ上の表示能力を見て決めます。
少々の誤差はインバーターのおかげで冷やす、暖めるに影響はありません
昭和50年初期に家庭用エアコン用に東芝にて開発されたインバターは
画期的な機能で
エアコンが暖房にも使われるようになりました。
例えば東芝のRAS−221PDRは冷房能力 2.2kwが定格ですがインバーターにより
0.3kw〜3.3kwの範囲の働きをします。
*簡易冷暖房負荷計算 (一般住宅)
標準より負荷が大きいと思ったら安全率の数値か率%を掛けてください。 安全率0〜15)%
1u 180w(0.18kw)
安全率(180〜210)w
1坪 = 3.3u 600w(0.6kw) 安全率(600〜690)w
1畳 300w(0.3kw) 安全率(300〜345)w
例@ 8畳の和室の場合 8畳×300w/畳=2400w=2.4kw
2.5kwの機種がありますのでそれを選びます。 もし床の間が在りましたら畳数に換算して増して計算します。
例A 約20uの洋室の場合
20u×180w/u=3600w=3.6kw 丁度3.6kwの機種があります。
例B 約30uの2階洋室の場合
30u×180w/u=5400w=5.4kw 1階だと5kwでよい場合もありますが2階は条件が悪いので 6.3kwを選びます。 |